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猫ちゃんの甲状腺機能亢進症

猫ちゃんの甲状腺機能亢進症は、最近注目されて来た病気です。

老齢の猫(7才以上、多くは10才以上)ちゃんに多く見られ、他の病気のように元気がなくなるとか、食欲が無くなると言うことが無く、むしろ活発になり、食欲も出るので発見が遅れがちになります。

 

こんな症状に要注意 最近痩せてきたのに食欲は旺盛。 よく吐くようになった。 最近落ち着きがなくなった。 急に人なつっこくなった。 最近凶暴になった。 このように一見病気とは思えない症状が見られ、病気が進むと高血圧から心臓病を併発したり、代謝が亢進して体力を消耗してしまいます。

診断は血液検査で甲状腺ホルモンの測定をします。

治療は従来は甲状腺の働きを抑えるお薬を使っていましたが、今はこの病気専用の処方食が出来、初期であれば、フードだけで安全に治療が出来るようになりました。

高齢の猫ちゃんで上記の症状に思い当たれば必ず検査を受けるようにして下さい。

また10才を過ぎた猫ちゃんには、検診のために検査をお勧めします。

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